Better Man / Oasis - ベター・マン / オアシス (2002年) の歌詞日本語訳です。
楽曲の解説
「Better Man」はオアシスのアルバム『Heathen Chemistry』(2002年)に収録された楽曲です。
リリース日は2002年7月1日とされ、アルバムの収録曲の一つとしてリスナーに届けられました。
この曲は、恋人や大切な人に対して「もっと良い男/人間になりたい」という願望と謙虚な感情を込めたラブソングです。
シンプルながらも真っ直ぐな言葉選びと繰り返しの構成で、聴く者の心に訴える力を持っています。
また、『Heathen Chemistry』の日本版やデジタル版ではこの曲と隠しトラック「The Cage」が分割され、30分の無音部分が除かれる仕様になっていることもあります。
ライブでも披露されており、オアシスのステージで観客と共有される感情的な一曲です。
歌詞と和訳
[Verse]
I wanna love you
I wanna be a better man
I don't wanna hurt you
I just wanna see what's in your hands
君を愛したいんだ
もっと良い男になりたい
君を傷つけたくない
ただ君の手の中に何があるか見たいだけなんだ
[Pre-Chorus]
Well, alright now (Yeah)
Yeah, yeah (Oh)
Well, alright now (Yeah)
Yeah, yeah (Oh)
そうだ、今ならいいんだ(イェー)
イェー、イェー(オー)
そうだ、今ならいいんだ(イェー)
イェー、イェー(オー)
[Chorus]
Ah-ah, then I know you'll understand
Ah-ah, then I know you'll understand
ああ、そうすれば君は理解してくれるとわかる
ああ、そうすれば君は理解してくれるとわかる
[Interlude]
Ooh, ooh
(オー、オー)
[Verse]
I wanna love you (Love you)
I wanna be a better man
I don't wanna hurt you (Hurt you)
I just wanna see what's in your hands
君を愛したい(愛したい)
もっと良い男になりたいんだ
君を傷つけたくない(傷つけたくない)
ただ君の手の中に何があるか見たいだけなんだ
[Pre-Chorus]
Well, alright now (Yeah)
Yeah, yeah (Oh)
Well, alright now (Yeah)
Yeah, yeah (Oh)
そうだ、今ならいいんだ(イェー)
イェー、イェー(オー)
そうだ、今ならいいんだ(イェー)
イェー、イェー(オー)
[Chorus]
Ah-ah, then I know you'll understand
Ah-ah, then I know you'll understand
ああ、そうすれば君は理解してくれるとわかる
ああ、そうすれば君は理解してくれるとわかる
[Interlude]
Ooh, ooh
Ooh, ooh
Ooh, ooh
Ooh, ooh
(オー、オー ×4)
[Bridge]
I'm gonna be a better man
I'm gonna be a better man
I'm gonna be a better man
I'm gonna be a better man
I'm gonna be a better man
I'm gonna be a better man
I'm gonna be a better man
I'm gonna be a better man
俺はもっと良い男になるつもりだ
俺はもっと良い男になるつもりだ
俺はもっと良い男になるつもりだ
俺はもっと良い男になるつもりだ
俺はもっと良い男になるつもりだ
俺はもっと良い男になるつもりだ
俺はもっと良い男になるつもりだ
俺はもっと良い男になるつもりだ
[Outro]
Yeah, yeah
Ah, hah-ah
Yeah, yeah
Ah, hah-ah
イェー、イェー
ああ、はあー
イェー、イェー
ああ、はあー
英単語と英文法の解説:「Better Man」 / Oasis
英単語の解説
1. love
意味:愛する、好む。
この曲では「I wanna love you(君を愛したい)」という形で使われています。
英語では「love」は動詞としても名詞としても使えます。
例文:I love music.(私は音楽が大好きです。)
2. better
意味:「より良い」。比較級の形で、「good」の比較級です。
「be a better man」は「より良い男になる」という意味になります。
例文:I want to be a better person.(もっと良い人になりたい。)
3. hurt
意味:「傷つける」「痛む」。
「I don’t wanna hurt you」は「君を傷つけたくない」という意味です。
「hurt」は動詞・名詞・形容詞としても使われる便利な単語です。
例文:My leg hurts.(足が痛い。)
例文:Don’t hurt me.(私を傷つけないで。)
4. wanna
意味:「want to(〜したい)」の省略形です。
話し言葉や歌詞でよく使われ、くだけた印象になります。
正式な文では「want to」を使います。
例文:I wanna go home.(家に帰りたい。)
正式:I want to go home.
5. understand
意味:「理解する」。
「then I know you'll understand」は「その時、君が理解してくれるとわかる」という意味です。
「understand」は他動詞で、「understand + 目的語」という形で使います。
例文:I understand you very well.(あなたのことをよく理解しています。)
6. man
意味:「男」「人間」。
「be a better man」は「より良い男になる」という意味で、自分を成長させたいという意志を表しています。
例文:He is a good man.(彼は良い人です。)
7. hand
意味:「手」。
「see what's in your hands」は「君の手の中に何があるか見たい」という意味です。
「in one's hands」は「〜の手の中に」「〜の支配下に」という慣用表現です。
例文:The future is in your hands.(未来は君の手の中にある。)
8. alright
意味:「大丈夫」「いいね」。
「Well, alright now」は「よし、今なら大丈夫だ」「さあ、行こう」という気持ちを込めた表現です。
例文:Are you alright?(大丈夫?)
9. gonna
意味:「going to(〜するつもり)」の省略形です。
「I'm gonna be a better man」は「もっと良い男になるつもりだ」という意味になります。
カジュアルな話し方で使われます。
例文:I’m gonna call you later.(あとで電話するね。)
正式:I am going to call you later.
10. just
意味:「ただ」「ちょうど」「まさに」。
「I just wanna see what's in your hands」の「just」は「ただ〜したいだけ」という控えめな表現を強調しています。
例文:I just want some rest.(少し休みたいだけです。)
英文法の解説
1. I wanna ~(=I want to ~)
「〜したい」という意味。
「want to」の口語的省略形。「wanna」の後には動詞の原形が続きます。
例文:I wanna see you.(君に会いたい。)
2. I don't wanna ~(=I don't want to ~)
「〜したくない」という否定形です。
「do not」が省略され「don’t」となっています。
例文:I don’t wanna lose you.(君を失いたくない。)
3. I'm gonna ~(=I am going to ~)
「〜するつもりだ」「〜する予定だ」という未来の表現です。
会話では「gonna」と短縮されるのが一般的です。
例文:I’m gonna study tonight.(今夜は勉強するつもりだ。)
4. you'll(=you will)
「will」は未来を表す助動詞で、「〜するだろう」と訳されます。
「you’ll understand」で「君は理解してくれるだろう」となります。
例文:You’ll be fine.(君はきっと大丈夫だよ。)
5. what's(=what is)
「what’s in your hands」は「君の手の中にあるものは何?」という意味です。
「what is ~」の省略形で、疑問文でも名詞節でも使えます。
例文:What’s your name?(あなたの名前は?)
6. In and out
「出たり入ったり」「行ったり来たり」。
「In and out my brain」は「頭の中を出たり入ったりする」という比喩的表現で、感情や思考の揺れを表しています。
例文:He walked in and out of the room.(彼は部屋を出たり入ったりしていた。)
7. runnin’ through(=running through)
「run through」は「〜を駆け抜ける」。
歌詞では「runnin’」と省略され、リズムを意識した表現になっています。
「runnin’ through my vein(血管を駆け抜ける)」は、恋や感情が体全体に広がる感覚を表しています。
例文:A chill ran through my body.(寒気が体を走り抜けた。)
8. There is / There are 構文
「There’s a light that shines on(光が差し込んでくる)」の部分で使われています。
「There is ~」は「〜がある」という存在を表す表現です。
「that shines on」は「光が〜に当たる」という意味の関係代名詞節です。
例文:There is a cat on the roof.(屋根の上に猫がいる。)
9. because節の省略
歌詞の「'Cause God give me soul」の「'Cause」は「because(なぜなら)」の短縮形。
口語ではよく「’cause」「cos」「cuz」などの形で使われます。
例文:’Cause I love you.(だって君を愛してるから。)
Liam Gallagherのコメント
「Better Man」は、曲というより“グルーヴ(ノリ)”を重視したかった。 言葉はそんなに多くなくていい。 ただ“あんな兵士にはなりたくない”っていう感覚を叩きつけるような曲にしたかった。 ジョン・レノンの『Plastic Ono Band』みたいにね。 それがすべてだったんだ。
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