Fade In-Out (Remastered)

Fade In-Out / Oasis - フェイド・イン・アウト / オアシス (1997年) の歌詞日本語訳です。

楽曲の解説

"Fade In-Out" は、Oasis の3rdアルバム『Be Here Now』(1997年)に収録された、ブルースとサイケデリックロックの要素が混ざり合う異色の楽曲です。 ワイルドウェスト(西部劇)のようなスライドギターと、ジャングルの太鼓を思わせるリズムが印象的で、荒々しさと陶酔感を兼ね備えています。 ギターのスライドパートは俳優ジョニー・デップが演奏しており、ノエル・ギャラガーと共にカリブ海のムスティーク島で録音されました。 そのデモ録音が曲の前半部分に使われ、後半はスタジオで再録されています。 歌詞は、人生の浮き沈みや自己の不安定さを「フェイドイン・フェイドアウト」という比喩で描きながらも、強く立ち向かう決意を感じさせる内容です。

歌詞と和訳

[Intro: Noel Gallagher]

Should I just go? (Yeah)
One, two, three, four

もう始めていいか? (ああ)
ワン、ツー、スリー、フォー

[Verse 1: Liam Gallagher]

Get on the roller coaster, the fair's in town today
You gotta be bad enough to beat the brave
So get on the helter skelter, bowl into the fray
You gotta be bad enough to beat the brave

ジェットコースターに乗りな、今日は街にサーカスが来てるぜ
勇敢な奴らを打ち負かすには、相当ワルじゃなきゃな
だからヘルタースケルターに乗って、乱闘に飛び込んでいけ
勇敢な奴らを打ち負かすには、相当ワルじゃなきゃダメなんだ

[Chorus: Liam Gallagher, Liam Gallagher & Noel Gallagher]

You fade in-out
You fade in-out
Without a doubt, I don't see no shine
Today is just a daydream, tomorrow we'll be castaway

お前は現れては消える
現れては消えていく
間違いなく、俺には何の輝きも見えやしない
今日はただの白昼夢、明日には俺たちは見捨てられるのさ

[Verse 2: Liam Gallagher]

Comin' in out of nowhere, singin' rhapsody
You gotta be bad enough to wanna be
Sittin' upside a high-chair, the devil's refugee
Is gonna be blinded by the light that follows me

どこからともなく現れて、夢中で歌いやがる
何かになりたいなら、それくらいワルじゃなきゃな
高い椅子に逆さまに座る、悪魔からの逃亡者
そいつは俺についてくる光に目が眩むだろうぜ

[Chorus: Liam Gallagher, Liam Gallagher & Noel Gallagher, Noel Gallagher]

She fade in-out
She fade in-out
Without a doubt, I don't see no shine (She don't see no shine)
Today is just a daydream, tomorrow she'll be cast away

彼女は現れては消える
現れては消えていく
間違いなく、俺には何の輝きも見えやしない (彼女には輝きが見えない)
今日はただの白昼夢、明日には彼女は見捨てられるだろう

[Interlude: Noel Gallagher, Liam Gallagher & Noel Gallagher]

That's where you do the solo
Ahh!

ここでソロを弾くんだ
ああ!

[Guitar Solo]

[Chorus: Liam Gallagher, Liam Gallagher & Noel Gallagher]

We're fade in-out
We're fade in-out
Without a doubt, I don't see no shine
Today is just a daydream, tomorrow you'll be cast away

俺たちは現れては消える
現れては消えていく
間違いなく、俺には何の輝きも見えやしない
今日はただの白昼夢、明日にはお前は見捨てられるのさ

[Interlude: Liam Gallagher]

(—rellor eht no teg oS)

(だから乗りな、コースターに…)

[Verse 1: Liam Gallagher]

So get on the roller coaster, the fair's in town today
You gotta be bad enough to meet the brave
Get on the helter skelter, step into the fray
You gotta be bad enough to beat the brave

だからジェットコースターに乗りな、今日は街にサーカスが来てるぜ
勇敢な奴らに会うには、相当ワルじゃなきゃな
ヘルタースケルターに乗って、乱闘に足を踏み入れろ
勇敢な奴らを打ち負かすには、相当ワルじゃなきゃダメなんだ

[Outro: Liam Gallagher]

You're fade in-out
You're fade in-out
You're fade in-out
You're fade in-out
You're fade in-out
You're fade in-out
You're fade in-out
You're fade in-out
You're fade in-out

お前は現れては消える
お前は現れては消える
お前は現れては消える
お前は現れては消える
お前は現れては消える
お前は現れては消える
お前は現れては消える
お前は現れては消える
お前は現れては消える

英単語と英文法の解説

英単語の解説

1. Roller Coaster

意味:
「ジェットコースター」。遊園地にある、急な坂やカーブを高速で走る乗り物です。歌詞では、人生や状況の激しさ、興奮を比喩的に示唆しています。

例文:
I felt sick after riding the roller coaster. (私はジェットコースターに乗った後、気分が悪くなった。)

2. Fair

意味:
「祭り、縁日、博覧会」。ここでは、移動遊園地やサーカスのようなお祭りがある場所を指しています。

例文:
The annual town fair opens next weekend. (毎年恒例の町の祭りは来週末に開かれる。)

3. Bad Enough

意味:
「十分に悪い、十分にひどい」。ただし、歌詞の文脈(*You gotta be bad enough to beat the brave*)では、「大胆不敵である」「(常識に囚われないほど)型破りである」「タフである」といった、良い意味での"悪さ"、つまり強さや度胸を指しています。

例文:
You have to be bad enough to challenge the champion. (そのチャンピオンに挑戦するには、それだけの度胸がなければならない。)

4. Brave

意味:
「勇敢な、勇気のある」。ここでは名詞として使われ、「勇敢な人々」を意味します。

例文:
The soldier was very brave during the battle. (その兵士は戦いの間、非常に勇敢だった。)

5. Helter Skelter

意味:
「ヘルタースケルター」。遊園地にある、らせん状の滑り台が付いた高い塔のことです。

例文:
The children ran up the helter skelter to slide down. (子供たちは滑り降りるためにヘルタースケルターを駆け上がった。)

6. Fray

意味:
「乱闘、混戦、争い」。激しい争いや困難な状況を指します。

例文:
The politician entered the political fray with strong opinions. (その政治家は強い意見を持って政界の争いに参入した。)

7. Without a Doubt

意味:
「間違いなく、疑いなく」。確信や断定を表すフレーズです。

例文:
Without a doubt, this is the best pizza I have ever eaten. (間違いなく、これは私が今まで食べた中で最高のピザだ。)

8. Daydream

意味:
「白昼夢、空想」。現実逃避や、起きている間にぼんやりと夢想すること。

例文:
She often stares out the window and falls into a daydream. (彼女はよく窓の外を眺め、白昼夢にふけっている。)

9. Cast Away

意味:
「見捨てる」「漂流させる」。ここでは受け身(*be cast away*)の形で、「見捨てられる」「(無人島などに)漂着する」という意味で使われています。

例文:
After the storm, they feared they would be cast away on a deserted island. (嵐の後、彼らは無人島に漂着することを恐れた。)

10. Rhapsody

意味:
「狂詩曲、熱狂的な表現、無秩序な言葉の羅列」。歌詞では、熱狂的あるいは乱れた様子を表現していると考えられます。

例文:
The poet spoke a rhapsody of passion and despair. (その詩人は情熱と絶望の狂詩曲を語った。)

英文法の解説

1. Gotta (You Gotta Be)

文法ポイント:
gotta」は、「got to」の短縮形で、さらに元をたどると「have got to (〜しなければならない)」という意味のインフォーマル(口語的)な表現です。「must」や「have to」と同じく義務や必要性を表します。

例文:
I gotta go now, or I'll miss the train. (もう行かないと、電車に乗り遅れてしまう。)

2. Imperative (Get on the~)

文法ポイント:
命令形」。動詞の原形から始まり、相手に行動を促すときに使われます。歌詞では「*Get on the roller coaster*(ジェットコースターに乗れ)」のように、リスナーを挑発的または熱狂的に誘っています。

例文:
Close the door when you leave. (出かけるときはドアを閉めなさい。)

3. Infinitive of Purpose (To Beat the Brave)

文法ポイント:
不定詞の副詞的用法(目的)」。「to + 動詞の原形」の形で、「〜するために」と目的を表します。歌詞の「*You gotta be bad enough to beat the brave(勇敢な奴らを打ち負かすために相当ワルじゃなきゃな*)」で使われています。

例文:
I studied hard to pass the exam. (試験に合格するために一生懸命勉強した。)

4. Phrasal Verb (Fade In-Out)

文法ポイント:
句動詞」。「動詞 + 副詞」や「動詞 + 前置詞」が組み合わさって、一つのまとまった意味を表すものです。「fade in-out」は、「だんだん現れる-だんだん消える」という意味です。

例文:
The old photographs tend to fade out over time. (古い写真は時間とともに色あせる傾向がある。)

5. Double Negative (I Don't See No Shine)

文法ポイント:
二重否定」。「not」や「no」などの否定語を二つ以上使用する表現で、文法的には非標準的(間違い)ですが、インフォーマルな英語、特にロックやブルースなどの歌詞で、強い否定感情を表現するためにあえて使われます。標準英語では「*I don't see any shine*」となります。

例文(非標準的なインフォーマル英語):
I ain't got no money. (私には全然お金がない。) ※標準英語では「I don't have any money.」

6. Present Simple Tense (The Fair's in Town Today)

文法ポイント:
現在形」。歌詞の「*The fair is in town today*(今日は街にサーカスが来ている)」のように、現在の事実や習慣、変わらない状況を表すために使われます。

例文:
The sun rises in the east. (太陽は東から昇る。)

7. Future Tense (Tomorrow We'll Be Castaway)

文法ポイント:
未来形」。「will」を使って、未来の行動や予測を表します。歌詞では「*tomorrow we'll be castaway*」という形で、未来の悲観的な予測を述べています。「we'll」は「we will」の短縮形です。

例文:
It will rain tomorrow, according to the forecast. (予報によると、明日は雨が降るだろう。)

8. Adjective as Noun (The Brave)

文法ポイント:
形容詞を名詞として使用」。「the + 形容詞」の形で、「〜な人々」という複数形の名詞として機能します。歌詞の「*the brave(勇敢な人々)*」がこれにあたります。

例文:
The government is working to help the poor. (政府は貧しい人々を助けるために活動している。)

9. Gonna (Is Gonna Be Blinded)

文法ポイント:
gonna」は、「going to」の短縮形で、インフォーマルな会話で使われます。未来を表す「be going to」と同じく、近い未来の予定や強い意図を表します。

例文:
She's gonna start her new job next week. (彼女は来週、新しい仕事を始める予定だ。)

10. Passive Voice (She'll Be Cast Away)

文法ポイント:
受動態」。「be動詞 + 過去分詞」の形で、「〜される」と、動作の受け手(主語)に焦点が当たります。歌詞の「*she'll be cast away*(彼女は見捨てられるだろう)」では、彼女が誰かによって見捨てられるという状況を表しています。

例文:
The letter was written by my mother. (その手紙は私の母によって書かれた。)

『Be Here Now』アルバム収録曲の和訳

  1. D'You Know What I Mean?
  2. My Big Mouth
  3. Magic Pie
  4. Stand by Me
  5. I Hope, I Think, I Know
  6. The Girl In The Dirty Shirt
  7. Fade In-Out
  8. Don't Go Away
  9. Be Here Now
  10. All Around The World
  11. It’s Gettin’ Better (Man!!)