楽曲の解説
"Maps" は Maroon 5 の5枚目のスタジオアルバム V に収録されたリードシングルで、2014年8月29日にリリースされました。
この曲は、過去の恋愛を振り返りながら、愛が終わった理由を探し求める主人公の感情を描いています。タイトルの "Maps"(地図)は、かつて一緒に描いた未来への道筋を意味しており、それを辿っても恋人にはもう辿り着けない切なさが込められています。
アップテンポなポップロックのサウンドとキャッチーなメロディが特徴で、失恋の痛みを描きながらも前へ進もうとする力強さを感じさせる楽曲です。
歌詞の和訳
[Verse 1]
I miss the taste of a sweeter life
I miss the conversation
I'm searching for a song tonight
I'm changing all of the stations
もっと甘い人生の味を思い出すよ
君との会話が恋しいんだ
今夜、心に響く歌を探してる
ラジオのチャンネルを次々に変えながら
I like to think that we had it all
We drew a map to a better place
But on that road, I took a fall
Oh, baby, why did you run away?
僕たちはすべてを手に入れていたって思いたい
もっと素敵な未来への地図を一緒に描いたのに
でもその道の途中で僕はつまずいた
ねぇ、どうして君は僕を置いて行ったの?
[Pre-Chorus]
I was there for you in your darkest times
I was there for you in your darkest night
君が一番つらい時、僕はそばにいた
君の暗闇の中にいた夜も、ずっと支えてた
[Chorus]
But I wonder, where were you?
When I was at my worst, down on my knees
And you said you had my back
So I wonder, where were you?
When all the roads you took came back to me
でも、考えてしまうんだ 君はどこにいたの?
僕がどん底で、膝をついていた時
君は「支えるよ」って言ってくれたのに
それなのに、君はどこにいたの?
君が選んだ道が結局すべて僕に戻ってきたのに
[Post-Chorus]
So I'm following the map that leads to you
The map that leads to you
Ain't nothing I can do
The map that leads to you
Following, following, following to you
だから僕は君へと続く地図を辿る
君へと続く地図を
他にできることなんてないんだ
君へと続く地図を
辿って、辿って、君のもとへ
[Verse 2]
I hear your voice in my sleep at night
Hard to resist temptation
'Cause something strange has come over me
And now, I can't get over you
No, I just can't get over you, ooh
夜、眠っていても君の声が聞こえるんだ
誘惑に抗うのは難しいよ
だって、僕は何かに取り憑かれたみたいなんだ
そして今、君のことが忘れられない
そう、どうしても忘れられないんだ
[Pre-Chorus]
I was there for you in your darkest times
I was there for you in your darkest nights
君が一番つらい時、僕はそばにいた
君の暗闇の中にいた夜も、ずっと支えてた
[Chorus]
But I wonder, where were you?
When I was at my worst, down on my knees
And you said you had my back
So I wonder, where were you?
When all the roads you took came back to me
でも、考えてしまうんだ 君はどこにいたの?
僕がどん底で、膝をついていた時
君は「支えるよ」って言ってくれたのに
それなのに、君はどこにいたの?
君が選んだ道が結局すべて僕に戻ってきたのに
[Post-Chorus]
So I'm following the map that leads to you
The map that leads to you
Ain't nothing I can do
The map that leads to you
Following, following, following to you
だから僕は君へと続く地図を辿る
君へと続く地図を
他にできることなんてないんだ
君へと続く地図を
辿って、辿って、君のもとへ
[Bridge]
Oh, I was there for you, oh, in your darkest time
Oh, I was there for you, oh, in your darkest night
僕は君のためにいたよ、君が一番つらい時も
僕は君のためにいたよ、君の暗闇の夜も
[Chorus]
But I wonder, where were you?
When I was at my worst, down on my knees
And you said you had my back
So I wonder, where were you?
When all the roads you took came back to me
でも、考えてしまうんだ 君はどこにいたの?
僕がどん底で、膝をついていた時
君は「支えるよ」って言ってくれたのに
それなのに、君はどこにいたの?
君が選んだ道が結局すべて僕に戻ってきたのに
[Post-Chorus]
So I'm following the map that leads to you
The map that leads to you
Ain't nothing I can do
The map that leads to you
Following, following, following
だから僕は君へと続く地図を辿る
君へと続く地図を
他にできることなんてないんだ
君へと続く地図を
辿って、辿って、君のもとへ
英単語と英文法の解説
1. Miss
意味: 「〜が恋しい、〜を逃す、〜を間違える」など、文脈によってさまざまな意味があります。この歌詞では「miss the taste」という表現が使われ、過去の良い思い出が恋しいという意味で使われています。
例文: I miss my family when I am traveling. (旅行しているとき、家族が恋しい。)
文法ポイント: 「miss」は動詞です。動詞として使うときは後ろに目的語を置きます。歌詞の中では「I miss the taste of a sweeter life」となり、「sweet life(甘い人生)」を恋しく思っていることを示しています。
2. Taste
意味: 「味、風味」。ここでは感覚的な意味ではなく、人生の「味」として比喩的に使われています。人生の経験を「味わう」といったニュアンスです。
例文: This cake has a sweet taste. (このケーキは甘い味がする。)
文法ポイント: 「taste」は名詞ですが、「the taste of」の形で使われています。このフレーズは「〜の味」となり、何かを感じたり経験したりすることを示します。
3. Conversation
意味: 「会話」。人とのやり取りや話すことです。
例文: We had a nice conversation about our plans for the weekend. (私たちは週末の計画について良い会話をした。)
文法ポイント: 「conversation」は名詞です。この歌詞では「miss the conversation」という形で「会話が恋しい」となっています。
4. Searching
意味: 「探す」。何かを探しているときに使う動詞です。
例文: I am searching for my keys. (私は鍵を探している。)
文法ポイント: 「searching」は動詞「search」の現在進行形で、今まさに探していることを表します。
5. Fall
意味: 「転ぶ、落ちる」。物理的に落ちることに加えて、比喩的に失敗や困難に直面する意味でも使われます。
例文: I fell down the stairs. (階段で転んだ。)
文法ポイント: 「fall」は動詞です。歌詞では「took a fall」と使われ、「落ちる」「つまずく」といった意味で使われています。
6. Temptation
意味: 「誘惑」。何かをしたいけれど、それが良くないことであるとわかっている時に使います。
例文: She resisted the temptation to eat the chocolate. (彼女はチョコレートを食べる誘惑に負けなかった。)
文法ポイント: 「temptation」は名詞で、誘惑を感じている状態を表します。この歌詞では「hard to resist temptation(誘惑に抵抗するのが難しい)」という形で使われています。
7. Get over
意味: 「乗り越える、克服する、忘れる」。特に感情的な困難や傷を癒す時に使います。
例文: It took me a long time to get over my illness. (私は病気を克服するのに長い時間がかかった。)
文法ポイント: 「get over」は句動詞です。何かを克服する、または過去の出来事から立ち直る意味で使います。歌詞の中では「can't get over you(君を忘れられない)」となっています。
8. Back
意味: 「後ろ、戻る、背中」。人や物の後ろ、または過去の状態に戻ることを意味します。
例文: Please give me my book back. (本を返してくれ。)
文法ポイント: 「back」は副詞として使われ、「戻る」「後ろに」という意味になります。この歌詞では「had my back」と使われ、「支える」という意味で使われています。
9. Ain't
意味: 「isn't」や「aren't」などの省略形で、口語的でカジュアルな表現です。標準的な英語では使わないことが多いですが、歌詞などでは感情や口語的なニュアンスを伝えるために使われます。
例文: This ain't my first time here. (ここに来るのは初めてじゃない。)
文法ポイント: 「ain't」は「am not」「is not」「are not」の代わりに使われることがあります。歌詞では「Ain't nothing I can do(僕にできることは何もない)」のように、感情や無力感を強調しています。
10. Following
意味: 「従う、後を追う」。何かに従うことや、誰かを追いかける時に使います。
例文: The dog is following its owner. (その犬は飼い主の後を追っている。)
文法ポイント: 「following」は動詞「follow」の現在進行形で、「追いかけている」という意味になります。歌詞では「following the map that leads to you(君へと続く地図を辿っている)」という形で使われ、過去の選択に従って未来を進んでいく様子が描かれています。
曲の情報
- 曲名: Maps
- アーティスト名: Maroon 5
- アルバム: V
- リリース年: 2014年8月29日
- ジャンル: ポップ・ロック
曲の特徴
- 愛の喪失とその後の苦悩をテーマにした感情的な歌詞
- 過去の恋愛に対する懐かしさと後悔が表現されている
- エモーショナルで切ないメロディーが特徴的
- 歌詞の中で自分の過去に立ち向かう姿勢が描かれている
- メロディーに対して力強く、時に落ち着いた印象のボーカルが響く
コメント