2026年1月、オーストラリア出身のスーパースター、ザ・キッド・ラロイが待望のデラックス・アルバム『BEFORE I FORGET』をリリース。その中でも特にリスナーの心を掴んでいるのが、同じくオーストラリアの注目株 Lithe(ライズ)をフィーチャーした「RATHER BE(ラザー・ビー)」です。

結論:喧騒の中で思い出す「親友」だった君への渇望

この曲は、クラブの派手な灯りや酒、贅沢な暮らしの中に身を置きながらも、心の中では「本当は君と一緒にいたい(Rather be with you)」と叫び続ける男の孤独を描いています。

単なる失恋ソングに留まらず、別れた恋人を「bestie(親友)」と呼び、性的な繋がり以上に精神的な結びつきを求めて苦悩する姿が、ザ・キッド・ラロイらしいエモーショナルなボーカルで綴られています。




制作の舞台裏:オーストラリアの才能が共鳴するダークな世界観

プロデューサー陣にはKhaled RohaimやDopamine、FNZといったヒットメーカーが名を連ね、重厚なベースと浮遊感のあるメロディが、深夜から明け方にかけての「酔いと虚しさ」を完璧に演出しています。

特にLitheのダークでメロウな歌声が加わることで、楽曲の持つ中毒性がさらに高まり、SNSやストリーミングサービスを中心に早くも大きな反響を呼んでいます。

「RATHER BE」楽曲プロフィール

  • 曲名:RATHER BE(ラザー・ビー)
  • アーティスト:The Kid LAROI(ザ・キッド・ラロイ) feat. Lithe(ライズ)
  • 収録アルバム:BEFOREIFORGET (DELUXE VERSION)(ビフォア・アイ・フォーゲット デラックス・バージョン)
  • リリース日:2026年1月9日
  • プロデューサー:Khaled Rohaim(カリード・ロハイム), Dopamine(ドーパミン), FNZ(エフ・エヌ・ゼット) & Auz(オズ)


The Kid LAROI - RATHER BE (Official Visualizer) ft. Lithe

狂乱の果ての告白:RATHER BE 歌詞と日本語訳

どれほど酒を飲み、金を使い込んでも、結局は一人の女性のことばかりを考えてしまう切ない歌詞を全文和訳しました。

[Chorus: The Kid LAROI]
Rather be with you
Rather be with you
Rather be with you
With you

本当は君と一緒にいたいんだ
他の誰でもなく君と
ただ君と一緒にいたい
君のそばに

[Verse 1: The Kid LAROI]
This club don't close till 6 a.m.
She say that she'll be here till then
As what's up with me after
I'll probably be in bed
She only strips on the weekend
She told me that she's a fan
I'll just sit here and pretend
That I don't wanna be with you instead

このクラブは朝の6時まで閉まらない
彼女(店の子)はそれまでここにいるってさ
その後はどうするかって?
多分、ベッドで一人寝るだけだよ
彼女は週末だけ踊ってるんだって
僕のファンだと言ってくれたよ
僕はただここに座って、ふりをするのさ
「本当は君と一緒にいたい」なんて思ってないふりを

[Chorus: The Kid LAROI]
Rather be with you (Said I would)
Rather be with you (Okay)
Rather be with you
With you, oh

本当は君と一緒にいたいんだ(そう言っただろ)
他の誰でもなく君と(そうさ)
ただ君と一緒にいたい
君のそばに

[Verse 2: The Kid LAROI]
I told you I'd focus on me, but I've been on bullshit since you left me
That wasn't my plan, but you out here again doin' shit, tryna test me
You movin' spiteful and doin' shit, hopin' that it gets back to me, babe
I would rather be back at your place, tell me, can I come back there again?
'Cause I'm over us being messy
I'm reminiscin' on that one time we were fuckin' crazy in the backseat
Yeah, the sex was cool and all, but, honestly, I miss my bestie
I got so much to update you on, I'm beggin' you, baby, to text me

自分自身のことに集中するって言ったけど、君がいなくなってから自暴自棄になってるんだ
こんなはずじゃなかった。でも君はまたどこかで僕を試すような真似をしてる
僕に伝わるように、わざと意地悪なことをしてさ
ああ、君の家に戻れたらいいのに。ねえ、もう一度行ってもいいかな?
もう、こんなドロドロした関係は終わりにしたいんだ
あの時、車の後部座席でめちゃくちゃに楽しんだことを思い出してるよ
体だけの関係も良かったけど、正直に言うと、僕の親友(君)が恋しいんだ
君に報告したいことが山ほどある。お願いだ、メールをくれないか

[Chorus: The Kid LAROI]
Rather be with you (Said I would)
Rather be with you (Okay)
Rather be with you
With you, oh

本当は君と一緒にいたいんだ(そう言っただろ)
他の誰でもなく君と(そうさ)
ただ君と一緒にいたい
君のそばに

[Verse 3: The Kid LAROI]
It's 5 a.m. and my head is spinnin'
I got so drunk, now I can't feel shit now
At least it makes it easier to pretend
That I don't wanna be with you instead

朝の5時、頭がくらくらする
ひどく酔っ払って、もう何も感じられない
でも、そのおかげでふりをしやすくなったよ
本当は君と一緒にいたいなんて思ってない、っていう嘘をね

[Chorus: The Kid LAROI]
Rather be with you
Rather be with you
Rather be with you
With you

本当は君と一緒にいたいんだ
他の誰でもなく君と
ただ君と一緒にいたい
君のそばに

[Bridge: The Kid LAROI]
Rather be with you
Rather be with you
Rather be with you
With you, ooh

君と一緒にいたい
君と一緒にいたいんだ
ただ君と
君のそばに

[Verse 4: Lithe & The Kid LAROI]
It's plain to say life will never be the same
It's way too late, still fuckin' 'round, I'm out this bitch
I'm drunk, I'm gone, but you and me don't never bend
Take me out 'cause this shit gettin' lonely now
Love-drunk, love-drunk, you want me come home tonight
Fucked up, iced out, 1942 tonight
I'm too love-drunk, I miss me my brothers
But I'm too drunk, love-drunk, only wantin' you tonight
It's plain to say life will never be the same (Rather be with you)
It's way too late, still fuckin' 'round, I'm out this bitch (Rather be with you)
I'm drunk, I'm gone, but you and me don't never bend (Rather be with you)
Take me out 'cause this shit gettin' lonely now (With you, ooh)

人生が元に戻ることはないなんて、わかりきったことさ
もう遅すぎる、まだ遊び歩いてるけど、僕はここから抜け出すよ
酔っ払って、理性を失っても、僕らの絆は決して折れはしない
ここから連れ出してくれ、ひどく孤独なんだ
愛に酔って、君に今夜帰ってきてほしいと思ってる
ボロボロになって、ダイヤを身につけて、今夜はテキーラ(1942)を浴びるんだ
愛に酔いすぎている、仲間たちが恋しいよ
でも酔いすぎて、愛に溺れて、今夜は君だけを求めてるんだ
人生が元に戻ることはない(君と一緒にいたい)
もう遅すぎる、遊び回るのも終わりだ(君と一緒にいたいんだ)
酔って理性を失っても、僕らの絆は折れない(君と一緒にいたい)
ここから連れ出してくれ、孤独なんだ(君のそばに)

[Verse 5: The Kid LAROI]
Yeah, I can't hide this shit, I feel lost
I can't lie to you, girl, I feel crossed
Hit the strip, now I'm throwin' up, ayy
Now I'm throwin' up ones
Take the AMEX till I go dumb
I told Dev, "Go take out some funds"
I'm tryna pour up till I can't feel, uh, ayy
Till I can't feel nothin'
No matter how much that shit cost
I still can't get you out of my thoughts
I still think about you when I'm sauced (Facts)
No matter how much shit that I've bought
No matter how many times we've fought
It made me only wanna be with you more
It's safe to say, sometimes I still get lonely, girl
It's safe to say, I'd rather you be on me, girl
I ain't to blame, babe, I won't take the fall for you
I can't just fake, it ain't easy gettin' over you

隠しきれない、迷子になった気分だ
嘘はつけない、裏切られたような気持ちだよ
ストリップクラブへ行って、1ドル札をばら撒く
理性を失うまでカード(AMEX)を切り続けるんだ
デヴに「金を引き出してこい」って言ったよ
何も感じなくなるまで飲み干そうとしているんだ
何も感じられなくなるまでね
どれだけ金がかかろうが関係ない
それでも君を思考から追い出すことはできないんだ
酔っ払っているときほど、君を思い出してしまう(本当さ)
どれだけ物を買い漁ったとしても
何度喧嘩を重ねたとしても
結局、前よりも君と一緒にいたくなるだけなんだ
間違いなく、時々まだ孤独を感じるよ
間違いなく、君にそばにいてほしいと思ってる
僕のせいじゃない、君のために身代わりになるつもりはないけど
ふりなんてできない、君を忘れるのは簡単じゃないんだ

[Chorus: The Kid LAROI]
Rather be with you
Rather be with you
Rather be with you
With you, ooh

本当は君と一緒にいたいんだ
他の誰でもなく君と
ただ君と一緒にいたい
君のそばに

表現を支える語彙力:英単語解説

  • Rather be(ラザー・ビー):(他の選択肢よりも)むしろ〜でありたい。今の派手な生活よりも、君との日常を望んでいる強い対比を表します。
  • Bullshit(ブルシット):でたらめ、くだらないこと、自暴自棄な行動。ここでは別離後の荒れた生活を指しています。
  • Spiteful(スパイトフル):悪意に満ちた、意地悪な。相手が自分を傷つけるためにわざとやっている行動を表現しています。
  • Bestie(ベスティ):親友。恋人という枠を超えて、最も理解し合える存在であったことを強調する言葉です。
  • Iced out(アイスト・アウト):全身をダイヤモンドなどの宝石で着飾った状態。成功の象徴ですが、ここでは虚勢のようにも聞こえます。
  • 1942(ナインティーン・フォーティツー):高級テキーラ「ドン・フリオ 1942」のこと。セレブのパーティーシーンの定番です。
  • Sauced(ソースド):ひどく酔っ払った状態。スラングで「酔い」をソースに例えています。
  • Go dumb(ゴー・ダム):理性を失う、我を忘れる。考えたくない現実から逃げるために、無謀な行動をとる様子です。

曲の骨組みを知る:英文法解説

  • Rather be with you instead:【insteadの使い方】「その代わりに(=今の状況の代わりに)むしろ君と一緒にいたい」。文末に置くことで、現状への強い不満を強調しています。
  • I've been on bullshit since you left me:【現在完了進行形とsince】「君がいなくなってからずっと、荒れた生活を送っている」。過去から現在までその状態が続いている切実さを表します。
  • Hoping that it gets back to me:【現在分詞による付帯状況】「僕の耳に届くことを願いながら(〜している)」。相手の行動の意図を推測するニュアンスが含まれています。
  • I'm over us being messy:【be overの使い方】「この泥沼な関係にはもううんざりだ」。一つの段階を終わらせたいという強い拒絶感と疲弊を表します。
  • It makes it easier to pretend:【形式目的語it】「(酔うことが)ふりをすることを簡単にしてくれる」。酔うことでしか自分を偽れないという悲しい肯定です。
  • You and me don't never bend:【二重否定の強調】「僕らは決して折れない」。標準文法では肯定になりますが、ストリートの英語では「絶対に〜ない」という強い否定になります。
  • Until I can't feel nothin':【否定語の重複】「何も感じられなくなるまで」。虚無感を強調するスラング的な表現です。
  • I'd rather you be on me:【仮定法を用いた願望】「君にそばにいてほしい」。直接的な表現よりも、切望しているニュアンスが強まります。

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