Turn Up The Sun

Turn Up the Sun / Oasis - ターン・アップ・ザ・サン / オアシス (2005年) の歌詞日本語訳です。

楽曲の解説

“Turn Up the Sun”は、アルバム『Don’t Believe the Truth』のオープニングトラックです。この曲は、ノエル・ギャラガー以外のメンバーが書いた唯一のオープニングトラックであり、ベーシストのアンディ・ベルが作曲しました。この曲は、混乱や内面の葛藤(I carry madness)を抱えながらも、希望と団結を呼びかけるメッセージが込められています。歌詞は、自分自身が持つ狂気や孤立を認めつつ、世界全体に対し「太陽を上げて」(Turn up the sun)、互いに愛し合うこと(Love one another)を促す、ポジティブなエネルギーに満ちたロックアンセムです。

歌詞と和訳

[Intro]

One, two
One, two, three, four

ワン、ツー
ワン、ツー、スリー、フォー

[Verse 1]

I carry madness everywhere I go
Over the border and back to the snow
So if you see me, and I look right through
You shouldn't take it as a reflection on you

私はどこへ行っても狂気を持ち運んでいる
国境を越えて、そして雪へと戻る
だからもしあなたが私を見て、私があなたを素通りしても
それをあなた自身を反映したものだと捉えるべきではないわ

[Chorus]

Come on, turn up the sun
Turn it up for everyone
Love one another
Love one another

さあ、太陽を上げて
みんなのためにそれを上げて
お互いに愛し合おう
お互いに愛し合おう

[Verse 2]

The boys in the bubble, they wanna be free
And they got so blind that they cannot see
But I'm not your keeper, I don't have the key
I got a piano, I can't find the 'C'

バブルの中にいる男たちは、自由になりたがっている
そして彼らはとても盲目になって何も見えない
でも私はあなたの保護者ではない、鍵は持っていない
私にはピアノがあるのに、「ド」の音が見つけられない

[Chorus]

Come on, turn up the sun
Turn it up for everyone, yeah
Love one another
Love one another
Come on, turn up the sun
Turn it up for everyone, yeah
Love one another
Love one another

さあ、太陽を上げて
みんなのためにそれを上げて、そうだ
お互いに愛し合おう
お互いに愛し合おう
さあ、太陽を上げて
みんなのためにそれを上げて、そうだ
お互いに愛し合おう
お互いに愛し合おう

[Instrumental Outro]

英単語と英文法の解説

英単語の解説

1. Madness

意味:
「狂気」「乱心」。名詞で、非常に愚かな行為や、精神的に不安定な状態を指します。「I carry madness everywhere I go」は、内面に抱える狂気や混乱を表現しています。

例文:
The crowds at the concert shouted with pure madness. (コンサートの群衆は純粋な狂気をもって叫んだ。)

2. Carry

意味:
「運ぶ」「携行する」。動詞で、物理的に物を持ち運ぶだけでなく、ここでは「(感情や問題を)心に抱える」という意味合いで使われています。

例文:
She always carries a small notebook in her bag. (彼女はいつもカバンの中に小さなノートを携行している。)

3. Over the Border

意味:
「国境を越えて」「境界を越えて」。熟語で、国と国の境界を越えること、または精神的な境界線を越えることを示唆しています。

例文:
They drove over the border into the next state. (彼らは次の州へと国境を越えて車を走らせた。)

4. Look Right Through

意味:
「〜を素通りする」「〜を無視する」。句動詞で、相手の存在に気づかないふりをする、または深く考えずに無視することを意味します。「I look right through」は、相手を意図的に見透かすような行動を指しています。

例文:
He was so focused that he looked right through me when I waved. (彼は集中しすぎていて、私が手を振ったとき私を素通りした。)

5. Reflection on You

意味:
「あなたへの反映」「あなたのせい」。熟語で、ある行動や状態が、その人自身やその人の評価に影響を与えることを指します。「a reflection on you」は、私の無視が「あなたの評価や価値の反映ではない」という釈明です。

例文:
His poor performance is a reflection on his lack of effort. (彼のひどい成績は、努力不足の反映だ。)

6. Turn Up

意味:
「(音量や明るさを)上げる」「大きくする」。句動詞で、ここでは「Turn up the sun」で、太陽をより明るく、または強く照らせという比喩的な願いを表しています。

例文:
Please turn up the volume, I can't hear the music. (音楽が聞こえないので、音量を上げてください。)

7. Bubble

意味:
「泡」「バブル」。名詞で、ここでは「The boys in the bubble」のように、現実から隔離された、または特定の状況や幻想の中に閉じこもっている集団を指す比喩として使われています。

例文:
She lives in a perfect little bubble and rarely faces reality. (彼女は完璧な小さなバブルの中に住んでいて、めったに現実と向き合わない。)

8. Keeper

意味:
「保護者」「管理者」。名詞で、世話をする人、管理する人を指します。「I'm not your keeper」は、「私はあなたの世話役ではない」「あなたの自由を管理する立場ではない」という意味です。

例文:
The zoo keeper looks after the big cats. (動物園の飼育係が大型のネコの世話をしている。)

9. One Another

意味:
「お互いに」「相互に」。熟語で、二人以上がお互いに何かをし合う状況で使われます。「Love one another」は、「みんなお互いに愛し合おう」という呼びかけです。

例文:
They help one another with their homework. (彼らは宿題でお互いに助け合っている。)

英文法の解説

1. Simple Past Tense (Got so blind)

文法ポイント:
「過去形 'got'」。「they got so blind」の「got」は「get」の過去形で、ここでは「〜の状態になる」という意味です。彼らが盲目な状態になったという過去の事態の変化を表しています。

例文:
I got lost on the way home. (私は家に帰る途中で道に迷った。)

2. Subordinating Conjunction (So if you see me)

文法ポイント:
「結果を表す接続副詞 'So'」。「So if you see me...」のように、文頭の「So」は直前の文脈を受けて、「だから」「それゆえに」と結果を導く接続詞的な役割を果たしています。

例文:
It was raining, so we stayed inside. (雨が降っていた。だから私たちは室内に留まった。)

3. Modal Verb of Advice (Shouldn't take it)

文法ポイント:
「助動詞 'shouldn't'」。「You shouldn't take it...」は、「should not」の短縮形で、「〜すべきではない」という、助言や軽い禁止を表します。

例文:
You shouldn't stay up too late tonight. (あなたは今夜あまり夜更かしすべきではない。)

4. Verb Phrase (Turn up the sun)

文法ポイント:
「動詞句(動詞 + 目的語 + 副詞)」。「Turn up the sun」は、句動詞「Turn up」の間に目的語(the sun)を挟んでいます。「it」のような代名詞の場合は必ず間に挟みますが、名詞の場合は前(Turn up the sun)でも後(Turn the sun up)でも可能です。

例文:
Please turn the music down. (音楽のボリュームを下げてください。)

5. Imperative Sentence (Come on)

文法ポイント:
「命令文」。「Come on, turn up the sun」の「Come on」は、動詞の原形から始まる命令文の一種で、相手に行動を促す「さあ」「頑張って」といった意味合いの慣用表現です。

例文:
Come on, we're going to be late! (さあ、遅刻するよ!)

6. Result Clause (So blind that they cannot see)

文法ポイント:
「程度と結果を表す構文 'so... that...'」。「they got so blind that they cannot see」は、「とても〜なので、...だ」という、程度の大きさとその結果を表す構文です。

例文:
The music was so loud that I couldn't hear you. (音楽がとてもうるさかったので、あなたの声が聞こえなかった。)

7. Existential Sentence (I got a piano)

文法ポイント:
「存在を表す口語的表現 'I got'」。「I got a piano」の「got」は、口語では「have」(持っている)と同じ意味で使われます。ここでは「I have a piano」と同じ意味です。

例文:
I got two brothers and one sister. (私には兄(弟)が二人と妹(姉)が一人います。)

8. Modal Verb of Inability (Can't find the 'C')

文法ポイント:
「能力の否定 'can't'」。「I can't find the 'C'」は、「can not」の短縮形で、「〜することができない」という能力や可能性の否定を表します。ここでは、シンプルで基本的な音階すら見つけられないという、創造的な停滞を比喩しています。

例文:
She can't speak French very well. (彼女はフランス語をあまり上手に話せません。)

アルバム収録曲の和訳(『Don't Believe the Truth』)

  1. Turn Up the Sun
  2. Mucky Fingers
  3. Lyla
  4. Love Like a Bomb
  5. The Importance of Being Idle
  6. The Meaning of Soul
  7. Guess God Thinks I'm Abel
  8. Part of the Queue
  9. Keep the Dream Alive
  10. A Bell Will Ring
  11. Let There Be Love